RaspberryPiをデジタルサイネージとして使う際の設定
デジタルサイネージに限ったことではないが、開発をしているとちょっと気になる部分の備忘録。
音声出力をアナログ出力のみに
HDMIで接続していると、アナログよりも優先してHDMIの方で出力されてしまい、アナログ出力ができないためその設定。
HDMIからの出力を行いたい場合は不要です。
アナログ出力に固定
amixer cset numid=3 1
出力の確認
speaker-test -t sine -f 600
画面をスリープさせない
自動的に画面がスリープになってしまうため設定。
設定ファイルを編集
sudo vi ~/.config/lxsession/LXDE-pi/autostart
末尾に以下を追記
@xset s 0 0 @xset s noblank @xset s noexpose @xset dpms 0 0 0
ラズパイを再起動
スワップファイルの無効化
ここまでしなくても良いと思うのですが、スワップを使うほどのことはないと思うので無効化しておいたほうがSDカードの延命に繋がります。
かなりの長期稼働が予測される場合は、ログ出力等も止めておいたほうがSDカードにとっては良いです。
無効化の設定
sudo insserv -r dphys-swapfile
スワップファイルの確認
free -m
おわりに
本当に映像を流すだけで長期安定稼働を考えるとラズパイよりもBrightSignを使うのが良いとは思います。
値段が10倍ぐらい違いますが…