VS CodeとPrettierで快適にVue.jsを書く
巷で話題のコードフォーマッター(Prettier)を使ってみたところ、フロントエンドの開発が気持ちよくなったので、その布教と設定について
Prettierについては公式などをご参照ください。
この記事でやること
Visual Studio Code(VS Code)でVue.js(.vue)ファイルを保存する際に、Prettierを適応し、自動的にフォーマットしてもらう。
前置き
コードフォーマッターや校正ツール(なんちゃらLintなど)などは、複数人での開発する場合はプロジェクトディレクトリに入れるのが吉だと思います。
プロジェクト全員で同じエディタ環境を構築するよりも、プロジェクトファイルと一緒に置いておき、commit前にそのプロジェクト用に設定された全員共通の設定でフォーマットをかけるのが統一が保てるうえ、導入がスムーズです。
またはcommitやpush、marge時に自動的に適応されるようにするなどなど…
今回は主に個人で開発する際に快適になるようにエディタにPrettierの設定を入れていきます。
エディタに設定しておくと、エラーにならない程度の殴り書きを保存するたびにきれいに整形してくれるのでとても開発楽になります。
VS Codeの設定
VS Codeのバージョンを確認
- バージョン 1.34.0
現在(2019/05/28)の最新バージョンです。
VS Codeのバージョンが古いと最新のプラグインが適応できず、以下の方法でPrettierがVueファイルに適応できないので注意。
プラグインのインストール
以下の2つが必要です。
Prettier - Code formatter
Vetur
設定ファイルを記述
VS Codeの設定ファイル(JSON)を開き、以下の設定を追記する。
// 保存時の自動フォーマット設定を切り、下記で言語別に設定する "editor.formatOnSave": false, // 以下のVSCodeのバージョンやプラグインのバージョンが古いと以下のprettierが設定できず警告が出る "vetur.format.defaultFormatter.html": "prettier", // 好みの設定を入れる "vetur.format.defaultFormatterOptions": { "prettier": { "singleQuote": true, "semi": true } }, "[html]": { "editor.tabSize": 2, "editor.formatOnSave": true }, "[css]": { "editor.tabSize": 2, "editor.formatOnSave": true }, "[javascript]": { "editor.tabSize": 2, "editor.formatOnSave": true }, "[vue]": { "editor.tabSize": 2, "editor.formatOnSave": true },
上記の設定を反映したら、vueのファイルを開き、ファイルを保存するかコマンドパレットよりFormat Documentを行うと自動でPrettierにてフォーマットが行われる。
これで快適なVue.jsライフの完成!