Macの開発環境にParallelsを使ってUbuntuを導入
はじめに
好きに壊したりバックアップや引っ越しが容易な開発環境として無料で使えるGUIツールのParallels Desktopを使ってUbuntuの環境を整えてみました。
※使いまでの最低限の下準備までです。
整える時にUbuntuの初期設定とParallels特有の厄介事があったので、その備忘録…
ゆくゆくはWindowsのデスクトップをUbuntuにしようかと検討中。
Parallels Desktop
Ubuntuなので無料版のLightでもOK
インストール設定
- OSのディスクイメージはDLしてきてインストール
- 高速インストールだとユーザー名と言語設定等が勝手にされるのでイメージからのほうが○
- Parallels Toolsのインストール
- 自動でされるが、されない場合は手動にて
- 要インストール
仮想環境の設定
- スペック
- 余裕があればメモリを増やす程度
- TravelMode
- バッテリー駆動時は有効
- かなりバッテリーの消費が抑えられます
- バッテリー駆動時は有効
コンフィグ設定
cmdキーとWinキー(左上メニュー開くボタン)が重複してコピペが面倒なことになるので設定。
※Macとコピペ方法はコンフィグが異なりますが、メニューの誤作動よりは良いと思います。
Ubuntu環境
システム設定
- 言語サポート
- 日本語
- 時刻と日付
- TimeZoneを東京
- 24時間
- 画面の明るさとロック
- ロックは外したほうが幸せ
- ユーザーアカウント
- 自動ログイン設定
- キーボード(リピートキー)
- 速度:最速
- 間隔はMacの設定と違い、上げるとめちゃくちゃ速いので好みで
viの設定
viは使わねぇ!っと思う方はスキップ。
初期状態だと、Backspaceと矢印操作が動かないので、動くように設定を追加。
vi ~/.vimrc
以下の設定を入力し保存
set nocompatible set backspace=indent,eol,start
ディレクトリの英語化
LANG=C xdg-user-dirs-update --force
上記のコマンド実行後に以下のファイルが更新されるが、もう一手間必要
~/.config/user-dirs.dirs
Parallelsを用いている場合は、このファイルがParallelsによって管理されており、書き換えても戻されてしまう。
※これに気づくまでだいぶ時間がかかった…
そのため、管理されている方も書き換える。
~/.parallels/user-dirs.dirs.orig
コピーするなり、シンボリックリンクを増やすなりでこちらの設定ファイルを更新後に再ログインにて確認
入力メソッドの設定
JISキーの場合はスクショのようにすると良いかも?
※全角半角キーのような扱いになります。
パッケージの更新
各パッケージの更新。
sudo apt-get update sudo apt-get upgrade sudo apt-get dist-upgrade sudo apt autoremove
多分updateでコケると思うので、メモ
E: Problem executing scripts エラーの解決 http://sekisuiseien.com/computer/10530/
おわりに
普通にUbuntuを使うとしたら最低限の設定としてはこのぐらいかな?っというまとめになりました。
Parallelsのパフォーマンスがかなりよく、仮想とはいえかなり軽い印象です。